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Live At Monster 1991.7.6.

 PARAの活動場所としては最も大きなライブハウスである川口モンスターでの3回目のライブ。前回のRITZでの盛況のぶりの後、良い雰囲気のままこの日の迎えた。ライブも数多くこなし慣れもあり、PARA史上でもトップクラスの出来だったように感じる。

1. PARA's Theme(PARA作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 お馴染みになった『PARAのテーマ』で幕開け。何度聴いても素晴らしいノリの良さだ。高坂のギターも演奏、音質とも調子が良い。

2. Doom(吉田,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 オープニングからこの曲での怒濤の流れもお馴染みになってきた。迫力がありノリも良いこの曲はトップにふさわしい。

3. Your Pain Is Yourself(守田,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 前曲から間髪入れずにスタート。多分曲を知らない人にはメドレーのように聴こえるだろう。前野が上部の照明にぶら下がるパフォーマンスを見せる。前野を追うように入る吉田のコーラスが良い雰囲気。ミドルテンポでも客をノセられるようになった。

4. Chaos Is Japan(前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 やはりこの曲はライブで威力を発揮する。ノラずにはいられないような曲だ。バンドの息もあった攻撃的な1曲だ。この曲も吉田のコーラスが入るようになっているのだが、この日はとてもよく聴こえる。

5. Imagination(高坂,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 前回ライブに続いて、またもベースにトラブル。理由も前回と同じか。音が出ずに少し慌てる場面があった。メロディの配分が少し変わった。曲後の前野のMCでは「笑ってくれよ」と、いつもと少し雰囲気が違う。これも前回以来の自信の表われか、客席から「サル〜」と呼ばれて「サルだよ〜ん」と応えて笑いを誘っている。余裕が感じられる。

6. 21 Century Death(吉田,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 この曲は初ライブ以来いつも演奏されているが、その中でもこの日の出来が一番良いのではないかと思う。ギターのザクザク感、疾走感もある。ギターにもう少しメリハリがつくとなお良い。

7. Doom Dance(吉田,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 これもお馴染みの曲だが、緊張感のある休符も慣れたもの。この日は普段のライブより照明も明るめで、バンドも違った雰囲気を醸し出している。

8. Murder Will Out(吉田,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 初期からのお馴染みの曲が続く。バンドが聴かせたいと思う、ほぼそのままに演奏出来て満足気。ここの来てPARAのライブも一応の完成形を見たといった感じか。

9. Never Say(吉田,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 最も新しくレパートリーに入った曲で、ノリ一発の曲でもある。前回はラストに持って来ていたが、少し入れ替えたことでダレずにラストまで走り切った感じだ。

10. Death or Fight(吉田,高坂,前野作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 激しい曲が続いていたので、前半のスローな部分も良いクールダウンになり、再び来る激しさへの序章になった。そして激烈なパートは、この日の最後のエネルギーとばかりにカッ飛ばす。これぞPARAといった展開だ。

11. PARA's Theme(PARA作)
Vo 前野 G 高坂 B 吉田 Dr 守田
1991.7.6. 川口Monster(川口)

 最後はお馴染みの『PARAのテーマ』で締め。メドレーのようにすぐに次の曲が始まるパターンが多く、やはりこの曲も同様なのだが、この『PARAのテーマ』だけは覚えてくれている客も多かった。


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