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高校1年のこの年は阪神タイガースがバース、掛布、岡田、真弓らの猛打で優勝した。阪神の大ファンでったから、真の1位は『六甲おろし』かもしれない。 20位までに広がったこの年から一気に外国勢の門戸開放といった感じで、日本と外国との割合が逆転した。だが外国勢と言っても、やはりBeatlesに関係している場合が多い。Beatlesがらみでなくランクインしたのは、高校の友達から教わったLed ZeppelinとKISSくらい。その友達はヘヴィメタルが好きだったので、その入門編として『天国への階段』を聴かせてもらったのだが、ヘヴィなのを期待していたので全くピンと来なかった。その点KISSの方がヘヴィで良かったが、バンドとしてはZepの方を気に入った。 それ以外の外国勢はBeatlesが影響を受けた50年代のものやBeatlesの後輩にあたる60年代後半のものになっている。この結果Beatlesの後は、ほぼ順を追ってロックの歴史通りに理解していく感じになる。 前年10位と不当な扱いを受けたElton Johnは4位と、今度は正しく評価されている。 A.R.B.はついにトップ2を崩し、2位に入る。本格的にギターを始めたことで、ロックを技術的な側面から聴くことに興味を持ち、レンタルショップでレコードを借りまくっていた時期がこの頃。ギターはピアノの知識が役に立ち順調に上達していく。 レンタルでついにBeatlesの全曲を知り、「聴く側」の音楽はここでひと区切り。翌年からは「演奏する側」からの見方が急激に多くなる。 |