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年号は平成に変わり、個人的にも一人暮しをはじめたこの年。前年のMick Jagger来日フィーバーも落ち着き、再びメタル系の進撃が始まった。相変わらずのHelloweenびいきだったが、Helloween以上にクラシカルで、且つ信じられない程のテクニックを持つYngwie Malmsteenを知った。前年の夏の終わりに知ったため前年は20位止まりだったが、この年は完全にYngwie Yearになった。 ギタープレイでのテクニック至上主義はピークを迎え、より複雑で難易度の高いものばかり求めるようになっていった。この年を頂点に前後の3年間が演奏技術の飛躍的向上が見られる早弾き至上主義3カ年といったところか。もっとも91年頃までは早弾きに対するこだわりは持ち続けていたのだが。 チャートインしたいくつかのバンドには、この時期飛び抜けて気に入った曲を持っている場合も多かった。Vandenbergは『Friday Night』と『Burning Heart』がそうだったし、この他Kansasは『The Wall』、Asiaは『Go』、Iron Maidenは『Aces High』といったところ。Guns'N Rosesは売り出し中で1stアルバムが音楽仲間の間で大きな話題になっていた。 また自己のバンドRATIUGを始めたのもこの年で、Earthshakerは『More』、 Blizardは『Boy (Running Wild)』『Kill Me Your Love』はRATIUGのレパートリーだったということでのランクインである。 総合順位では、いよいよ上位にまでハードロック勢は進出して来ており、初期の王者Godeigoがランクを落とし、クラシック勢はついにベスト10から姿を消した。 |