Urayasu Machine Head の最後の2度目のライブ。ハマー の脱退が決まり、最後の花道的なライブで、アルバム制作は半ばの状態だった。熱気もノリもいまいちで、おまけに音もバランスも悪いため、かなり印象の悪いライブになってしまった。メンバーは、杉原、高坂、ホイポー、ハマー。
1. Pain Killer(オリジナル:Judas Pries)
サウンドチェックから唐突に始まるのは、バンドのトレードマーク的なこの曲。高坂 のギターが聴き辛い。
2. Rockin' Lives(ホイポー/杉原作)
初のオリジナル曲の披露は「Rockin' Lives」。実際のレコーディングではちょうどギターを録っている前後で、まだアレンジが固まっておらず、前の ホイポー のデモテープと完成品の中間くらいのアレンジなっている。レコーディングでは ホイポー 入力のドラムになっているが、途中からハーフテンポになる等、ハマー のアレンジも即興で行われた。
3. Fuya-Jo(ホイポー/杉原作)
この曲はほぼ完成していた時期で、レコーディングと同じようなアレンジで演奏している。ギターソロは速いフレーズをワウで誤摩化しているような印象。この曲もハマーが独自色を出していて。ドラムとのコンビネーションが好きな 高坂 には好評だった。
4. Agitator(杉原/高坂/ホイポー作)
この時期にはバンドに一番馴染みのあった曲。曲前に 杉原 が説明を加えていて、イスラエルの話しが出ている。いつになくシリアスだ。
5. TV Cromes(オリジナル:Black Sabbath)
ライブのエンディングには、最も安定的に演奏できるこの曲が選ばれた。
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